2017年 箕面ビール「桃ヴァイツェン」の思い出(まとめ)

2017年 箕面ビール「桃ヴァイツェン」の思い出(まとめ)

どうも、P山(takamasa_y)です。

 

今日はビールの話。

毎年8月〜10月くらいになると、Twitterとかinstagramでビール好きのアカウントとか、ビアバーのアカウントでは

「桃ヴァイツェン飲めました!」「桃ヴァイツェン入荷!」

みたいな投稿がたくさんあるのですが、クラフトビール好き以外の人からすれば、文字通り「何それ?美味しいの?」状態だと思うので。

今回は、「桃ヴァイツェン」について、語りたいと思います〜。

箕面ビールの夏限定シーズナルビール「桃ヴァイツェン」

「箕面ビール 国産桃ヴァイツェン」( Alc.5%)

 

は、大阪のブルワリー「箕面ビール」が醸造・販売している夏限定のシーズナルビール

( ビール界季節限定のビールを「シーズナルビール」と呼んでいる )

 

箕面ビールは、日本の地ビールブームの頃から生き残っている老舗のブルワリー

 

BBQのお供に箕面ビール‼︎ #minohbeer #箕面ビール #beer#bbq#

minohbeerさん(@minohbeer)がシェアした投稿 –

桃ヴァイツェンは限定ですが、通常ラインナップのビールも国際的な賞を受賞するなど
そのクオリティは間違いないブルワリー

可愛いお猿さんのマークがブランドのトレードマークになっています。

 

 

この、「桃ヴァイツェン」どんな味なのかというと

夏のシーズナルビール、毎年恒例の「国産桃ヴァイツェン」
今年も和歌山県で有名な「あら川の桃」八旗(はっき)農園様の白桃をふんだんに使用しました。
ヴァイツェンをベースに国産の白桃をかなり贅沢に使った、とてもフルーティで爽やかなビールです。
香りはほんのりピーチとヴァイツェン酵母特有のフルーティな香り。
口に含むとふわっとピーチが広がります。
甘さは残さず、ドライでキレのある仕上がりになっています。

(引用:箕面ビール

とまぁ、こんな感じ。

和歌山にある八旗農園の「あら川の桃」を採ったその日にすべてピューレに加工!(しかも手作業)

このピューレをふんだんに使った、なんとも贅沢なビールなんです。

 

「桃の香りが爽やかなフルーティーなヴァイツェン」

 

って聞くと、甘い桃の感じを想像する人が多いのだけど、甘いわけではない。
どちらかといえば、すっきりした仕上がりになっていて食事にも合わせやすいビール

 

ちなみにヴァイツェンっていうのは、小麦の使用する割合を多くした白いビールの総称。苦味が少なくてフルーティーだから
ビール苦手な人とか、女性でも飲みやすいビールって言われてます。

4品種の違う桃で仕込む!4種の桃ヴァイツェンが存在する!

この桃ヴァイツェン
夏の間、4回に分けられて仕込みが行われるんですが……

実は仕込みの時期によって使う桃の品種が違うんです!

1回目(1バッチ)「早生
2回目(2バッチ)「白鳳
3回目(3バッチ)「清水白桃
4回目(4バッチ)「川中島白桃

 

と、4回とも異なる味の「桃ヴァイツェン」が楽しめるというわけ。

 

ちなみに、写真は3バッチ目と4バッチ目のボトルビール

味は違うけど、ボトルの見た目では判別できません(笑)

 

桃ハンターたちが街を彷徨う….「桃狩り」は一苦労

この4種類の「桃ヴァイツェン」を飲み比べるのが、ビールファンにとってすごく楽しみなんですよ!!!

でもね…….

 

マジで、すぐに売り切れるんですわ………….

 

 

様々なブルワリーが各季節ごとに限定ビールを出しているけど、日本で最も人気で飲むのが難しいシーズナルビール

だと私は思っております。

 

いや、本当にね……桃ヴァイツェンを飲むのは毎年大変なのよ。
しかも、クラフトビールが日本でも徐々に広がり始めた影響もあってか、年々争奪戦の激しさが増してるんですわ。

クラフトビールメインに扱ってる酒屋さんとか、ビアバーのマスターに話を聞くと

「いゃあ…..今回の桃ヴァイツェン取り逃がしちゃった……」

「気づいたらもう販売終了してたよ……」

 

なんて声もちらほら。

店舗に販売開始の案内メールがきたら、1時間後には販売終了のお知らせメールがくるらしいですよ……

 

あまりの人気に、ビール業界では桃ヴァイツェンを探し求めてバーや酒屋を巡る人たちのことを

 

「桃ハンター」

 

と言っております。(かっこいいでしょ?)

 

ちなみに、桃ヴァイツェンを飲みに行くこと・飲むこと

 

「桃狩り」

 

と言います。

 

まぁ、それくらいビールファンにとって「桃ヴァイツェン」を飲むことが夏のお祭り的行事になっているというわけです。

今年の桃狩りの結果……

そんなこんなで、私もビールファンとして毎年「桃ハンター」の活動を行なっております。

 

今年の結果は………….

 

 

 

3勝1敗

 

まぁ、悪くはないんだが……悔しい。

 

1バッチ目の「早生」だけ飲めなかった……。

ちょうど地元に帰っている時に、私の大好きなビアバーMIHAMA BASE」で桃ヴァイツェンが開栓するって聞きつけたから
行ったんですが……

4時間で完売ですって。

ビール好きじゃない人にしたら、何言ってんだと思うかもしれないがね……

新作のゲーム買いに行くような感覚なんですよ。

そんなこんなで、1バッチ目が飲めなかったんですが2〜4バッチ目までは飲めたので

写真付きで簡単なレビューを!!

 

2バッチ目「白鳳」

2バッチ目は、渋谷のビアバー「TAKI」さんで桃狩りに成功!!!Twitterで情報を入手して、すぐさま電車に乗り渋谷へ向かいました。

今年初の桃ちゃん

うん、これこれ!
桃の風味を感じるのに、すっきり爽やかなヴァイツェン。

本当に食事に合うから、何杯でもおかわりできちゃう……

何杯でもオーダーしていいですよ〜。

って言われたけど、自分の中で

「みんなも飲みたいんだから、限定ビール1杯まで。」

って決めてるので、我慢しました。

 

ビール好きの鑑でしょ?

3バッチ目「清水白桃」

3バッチ目は、千歳烏山の「ビアットリア ミャゴラーレ」さんで桃狩りに成功!(店中に猫ちゃんのオブジェがあって可愛い)

2バッチ目に比べて、甘さは控えめ。もちろん桃の香りはしっかりとするのですが、ほんのり苦味を感じるような印象でした。

ちなみに、このお店料理もめちゃうまいです。
写真は「おつまみ三点セット
冷製のレバー、最高でした。

千歳烏山って行ったことなかったけど……絶対また行きます

4バッチ目「川中島白桃」

4バッチ目は、お店で飲めなかったので下北沢の酒屋さん北沢小西」さんでボトルを買ってきました。

このお店は、ビール好きの間では超有名な酒屋さん。
私もしょっちゅうビール買いにいってます。(有料試飲という形で、角打ちが楽しめます)

ボトルと生樽だと味が絶対違うから、単純な比較はできないけど……
甘みは、3バッチ目よりもさらに抑えてある感じがした。

でも、桃の味の濃度でいうと4バッチ目が一番あったかな。

自宅で作った「鯖の味噌煮」を食べながら飲んだのですが、相性抜群
間違いなしでございました。

今年の「桃ヴァイツェン」、色々な料理と一緒楽しみましたが

お魚料理と合わせるのが一番良かった気がします。

2017年 桃ちゃん まとめ

今年の「桃ヴァイツェン」はこんな感じでした。

噂によると、1バッチ目はすごく濁っていて酸味が強かったとか聞きますね。

 

1バッチ目は自分で飲んでないんでわからないけど、こうやって飲み比べてみると

桃が違うだけで、本当に味が違うのがわかるもんです。

 

最近はビールフリーク以外の人も、「桃ヴァイツェン」だけはお祭り的に楽しんでるらしい。

 

こうやって、限定物からでも良いからビール好きが増えていくと嬉しいです。

 

 

来年こそは、全種類飲むぞ!!!

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