【沖縄】那覇・松尾「謝花きっぱん店」の”冬瓜漬”は確実にお土産で買うべき

【沖縄】那覇・松尾「謝花きっぱん店」の”冬瓜漬”は確実にお土産で買うべき

どうも、P山(takamasa_y)です。

お酒や居酒屋ばかりなので、お土産の話をば。

泡盛やジーマーミー、ちんすこう、紅芋タルトといったベタすぎるお土産ではなく、何か”ツウ”な沖縄土産を買いたいという方。

ありますよ、ツウなお土産。

ということで、沖縄でもこのお店でしか買えない、ガチでオススメなお土産をご紹介。

謝花きっぱん店

最寄りは「県庁前駅」。国際通りから、松尾消防署通りに入って少し歩いたところにお店を構えるのが、噂の「謝花きっぱん店」。

琉球の伝統的な銘菓「橘餅(きっぱん)」と「冬瓜漬(とうがんづけ)」を販売する、いわゆる由緒正しい和菓子店のような感じ。

「橘餅(きっぱん)」は、カーブチー(沖縄原産の柑橘)等の、柑橘類をベースにしたお菓子。一方の「冬瓜漬」も、冬瓜を砂糖で煮つめたお菓子。

どちらも作るのに大変な手間と時間がかかるため、現在では沖縄で「きっぱん」と「冬瓜漬」を作っているのは「謝花きっぱん店」だけなんですって。

泡盛とのペアリングが最強

なぜ私がこちらのお店を知っているかというと、以前沖縄での取材旅行の際に「泡盛倉庫」という沖縄屈指の泡盛Barのマスター・比嘉さんに教えていただいたからなのです。

以下、その際のインタビュー記事。とても興味深い内容なので、ぜひご一読いただけると。(私は比嘉さんに取材したことがきっかけで、ビールについで泡盛贔屓になりました

「冬瓜漬」は昔沖縄の王様が食べていたデザートだったのだそう。

そう、私はこの王様デザートと泡盛のペアリングにハマってしまったのです。

そして、上記の記事に書いてあるように、クラフトチョコレートのお店(TIMELESS CHOCOLATE)で使われているこだわりのカカオ豆(カカオニブ)を口の中で合わせることで、チョコレートを感じるというわけ。

確かに、比嘉さんが教えてくれたようにチョコレートって本当は砂糖とカカオだけで成立するはずのスイーツなんですよね。このお話を聞いたときに、チョコレートの本質に気づかされて”ハッ”としてしまいました

そして、口の中で組合わせる時の”つなぎ”として役立ってくれるのが泡盛。2つをスムーズに組み合わせてくれるのです。

当時の王様でさえ味わえなかったこの楽しみ方を、比嘉さんは”王様越え”と表現していました。

”王様”とかそういう言葉にめっぽう弱い貧民・山下

その取材で食べた味が忘れられなくて、今回の旅行で必ずや「冬瓜漬」をゲットしようと心に決めていたのです。

普段、旅行中はあまりスケジュール決めないのですが、これに限ってはGoogleカレンダーに「王様 買いに行く」と書いてありました。

※ちなみに、日曜日は定休日なのでお気をつけください!!!!

やはり、由緒正しいお菓子屋さん。

短パン、サングラスの私は確実に浮いていて、困惑してしまいましたが「どなたかのご紹介ですか?」とお声をかけていただいたおかげで、少しスムーズに会話ができました。

いくつか試食させていただいて、どうにか「冬瓜漬」をゲット。(残念ながら「橘餅」は売り切れでした……。また次回チャレンジ。)

お土産で買ったもの

それでは、貧民・山下が王様になるために購入したお土産たちをサクッとご紹介。

通常の冬瓜漬に加えて、ラム酒とシークワーサーの2つの別フレーバーが入った「詰め合わせ(1910円)」。

どちらも試食でいただいて美味しかったので、自分用なのについつい購入。ラム酒の冬瓜漬、ジューシーで香り高くて美味しいですよ。シークワーサーもさっぱりしてて美味。

あと、リーズナブルな「冬瓜漬の切れ端 (1袋/500円)」も別途購入。

商品を作る際に出た、切れ端なので形はイビツだけど、味は変わらない。むしろ自宅で食べるようであれば、これだけでも十分なくらい。

そして、ここでは買えないと思っていた「TIMELESS CHOCOLATE」の「カカオニブ(850円)」も売っているということで、すかさず購入!!

これに、いい感じの泡盛を用意すれば……王様になれるのです。

冷凍で2ヶ月ほど保存可能

冬瓜漬の賞味期限はかなり短く、10日前後で設定されています。お土産として渡すのであれば、早めがオススメです。

しかしながら、冷凍すれば2ヶ月ほど保存も可能!冷凍庫に入れても凍らないので、解凍しないでそのままスライスして食べられます。

私も、試しに凍らせた冬瓜漬に包丁を入れてみたのですが、サクッと簡単に切れました。周りに砂糖のついたジェリービーンみたいな食感で、なかなか美味いですよ。

貧民・山下が”王様越え”を体験する様子はまた後日ということで)

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