【ニューヨーク】観光に便利!「Citi Bike(シティバイク)」の使い方を解説

【ニューヨーク】観光に便利!「Citi Bike(シティバイク)」の使い方を解説

どうも、P山(takamasa_y)です。

先日、10日間ほどアメリカ・ニューヨークに滞在しておりました。

訪問自体は初めてではないものの、ここまで長期間同じ都市に旅行で滞在したのは初めて。大学時代の友人に会うという以外に特に大きな目的もなかったので「暮らすように、のんびりと旅を楽しもう」というテーマで、ゆるりと過ごしていました。

滞在中、電車・タクシー(Uber)・バスと様々な交通手段で色んな場所を巡ったのですが、一番快適で素晴らしい体験だったのがレンタル自転車「Citi Bike(シティバイク)」でした。

Citi Bike(シティバイク)ってなに?

Citi_Bike_NYC

Citi Bike(シティバイク)」は、2013年に始まったバイクシェアサービス。いわゆるレンタルサイクルのようなものです。日本でdocomoがやってる「ドコモ・バイクシェア」と仕組みはほぼ同じ。

ステーションと呼ばれるドック付きの駐輪所があり、そこで借りた自転車を使い終わったら返すわけですが、「Citi Bike(シティバイク)」のステーションであれば、どこに返却してもいいので、元の場所に戻る必要はなし。

だからこそ、ちょっとしたお出かけの時なんかにとても重宝するんです。

街のいたるところにある「Citi Bike(シティバイク)」のステーション

Citi_Bike_NYC

こちら、マンハッタン島にある「Citi Bike(シティバイク)」のステーションの分布図なんですが、ちょっと歩いていればすぐ見かけるくらいいたるところにある。

だから、「地下鉄を使うほどじゃないけど、歩くのはちょっとしんどいな〜」「地下鉄の乗り換え面倒だなぁ〜」って時は、「Citi Bike(シティバイク)」レンタルしてささっとチャリで向かえばいいわけです。

実際、観光客で使っている人よりも、現地のニューヨーカーがガンガン乗り回しているシーンを見る方が多かったくらい、ニューヨーク市民の足になっているんですね。

Citi Bike(シティバイク)の利用方法

Citi Bike(シティバイク)」をレンタルする際は、ステーション併設のキオスクマシーンで手続きを行います。

クレジットカード登録

画面下にある丸のボタンをタッチして、起動させたらタッチパネル上に現れる「Rent a bike」を押してクレジットカードを挿入します。(アメリカにあるこの手の機械は、挿入後抜き取ることで認識してくれるので注意)

システム的に「デポジットで101ドルかかりますよ〜」みたいな画面出ますが、普通に乗る分には加算されないので問題ありません。(自転車を紛失すると1200ドルかかるので注意を

利用料金(プラン選択)

クレカの登録が終わったら、レンタルする台数とプランを選択することになります。(普通は1台ですよね)

キオスクで選択できるのは、「Day Pass(24時間)/12ドル」「3Day Pass(72時間)/24ドル」の2つのプラン。

滞在日数にもよりますが、「3Day Pass(72時間)」の方が圧倒的にお得です。ちょっとした時に気兼ねなくレンタルできると観光の幅も広がりますしね。

金額確認・電話番号の登録

その後、合計金額の確認と、電話番号の登録を促されます。電話番号を登録しておくと、何かあった時にスマホにメッセージが届くから便利らしいのですが、私は登録してもメッセージが一切届きませんでした。(日本のスマホを使っている人はあまり意味ないかも)

Citi Bike以外にも、日本の携帯番号をアメリカで登録する際は先頭に81をつけて、最初の0を抜いた番号を入力するのが正しい形です。(例:日本のスマホ番号090-△△△△-△△△△→ アメリカで登録する場合81-90-△△△△-△△△△)

暗証番号確認・入力でレンタルスタート

全ての手続きが終わると、自分専用のPINコードが画面に表示されます。これをドック横に入力することで、鍵が解除される仕組み。

PINコードは、プリントアウトできるようになっているので念の為プリントしておくとのがオススメ。(ステーションによっては紙切れで出ないので、その場合はスマホの写真で代用すると良いです)

無事、ロックが解除されたらそのまま乗ってOKです。

乗り終わったら近くのドックに返却

乗り終わったら、お近くのステーションに返却すればOK。この際、キオスクマシーンの操作は必要ありません。

Citi Bike(シティバイク)利用時の注意点

このように、非常に便利な「Citi Bike(シティバイク)」なわけですが、何点か注意しなくてはならないことがあります。そう、こんなに安くて便利なものですから……。どこかしらに、カラクリがあるわけです。

利用時間に注意!30分を超えないように

最も気にかけるべきは、利用時間。実は、1回のレンタルで乗れる時間は30分までと決まっています。

30分以上も乗れるのですが、15分毎に4ドルの追加料金がかかってしまうのです。これは、いくら3DayPassを持っていても同じで、24ドル+4ドルがかかってしまいます。(ちなみに、最初にかかるデポジットから引かれていきますので注意)

ただ、30分以上かかる場所にサイクリングする場合は、途中で一回返却して再度レンタルすれば無料なので。面倒くさがらずに20分くらいたったら、近くのステーションを探すのが良いかと。

ステーションが満車のことを想定して早めの返却を

Citi_Bike_NYC

上記の注意点に付随して。ステーションが満車だったことを想定して、余裕ある返却をするようにしてください。

これはアイキャッチにも出てきた写真ですが、この状態だとドックが全て埋まっているので返却することができません。

Citi_Bike_NYC

Citi Bikeのアプリをダウンロードしておけば、上記のように各ステーションのドックの数と残りバイクの数がリアルタイムで更新されるので、返却の際はドックに余裕のあるステーションを選ぶ方が確実です。

Citi_Bike_NYC

逆に人気の場所や、時間帯だとこんな感じでバイクがないこともあります。

以下、Citi Bikeの公式HP内にアプリダウンロードのリンクがあるので参考にしてください。

アプリ上でのレンタルとかもできるらしいのですが、日本のスマホだと電話番号登録のところで上手くいかなくなるので、スマホアプリはダウンロードして、ステーション場所とレンタル状況を確認するために使うといいかと

登録クレジットカードを忘れないように

Citi_Bike_NYC

私も最初混乱したのですが、登録したクレジットカードは2回目以降のレンタルの際も使用することになります。

というのも、Citi Bikeは一度返却したらその時のPINコードが使えなくなるため、キオスクマシーンで新たなPINを発行してもらう必要があるのです。

これを忘れて「財布置いてサイクリングでもしようかな〜」って感じで出かけると、レンタルできないのでご注意を。

返却時はドックにしっかり差し込む

意外に多いトラブルがこれ。

返却の際は、ドックにしっかり差し込んで認識してもらう必要がありあす。

コツは、前輪をちょっと持ち上げて「ゴツッ」っというまで差し込むこと。返却がしっかり確認されたら、ドック横にあるランプが緑になり、自転車にロックがかかって引き出せなくなります。

逆に、引き出せるようだと返却したことになってないので、30分をすぎると延長料金がとられますし、気づかないと大変なことに……。

返却の際は、面倒でも「ドック横のランプを確認する」「試しに自転車を引き出してみる」の2つの行動を取るべきかと。

ニューヨークの絶景を満喫するオススメサイクリングルート

Brooklyn・East River(イーストリバー)沿い

Citi_Bike_NYC

私が一番オススメするサイクリングルートがこれ。

Brooklyn随一のおしゃれタウン、Williamsburg(ウィリアムズバーグ)から最近人気になってきたエリアのRedHook(レッド・フック)方面に向かうルート。

Citi_Bike_NYC

このルートだと、割と一本道でいけるしサイクリングロードがしっかりと整備されています。あと、途中で「Brooklyn Bridge Park(ブルックリン・ブリッジ・パーク)」という大きな公園を通るのですが、そこを走っている時の爽快感と景色が本当に素晴らしい。

ちなみに私は、レッドフックにある超人気ブルワリー「Other Half」に行くためにこのルートを走りました。(帰りはお酒飲んでるので、もちろん電車で)

Brooklyn Bridge (ブルックリン橋)・Williamsburg Bridge(ウィリアムズバーグ橋)を横断

Brooklyn_bridge

これは定番のルートらしいのですが、マンハッタン島とブルックリンを繋ぐ2つの橋をサイクリングするのは、旅のハイライトになるかもしれない最高の体験だと思います。

上の写真は、Brooklyn Bridge (ブルックリン橋)。ブルックリン側の橋下にある、ここ周辺は有名な写真スポットらしく、ものすごい量の観光客がいました。

どちらも、30分あれば渡り切れるので、橋のたもと周辺にあるステーションで自転車を借りて気持ちよくサイクリングしてみてはいかがでしょう。

マンハッタンだったらCentral Park(セントラルパーク)やHudson River Greenway(ハドソン川グリーンウェイ)も定番

私は主にブルックリン地区のサイクリングと、マンハッタンでのちょっとした移動手段として使っていたので走っていませんが、マンハッタン島に滞在している人であればCentral Park(セントラルパーク)のサイクリングロードやHudson River Greenway(ハドソン川グリーンウェイ)が定番のようです。

どちらもサイクリング用に作られたような場所なので、危険もなく気持ちよく走れそう。

Citi Bike(シティバイク)を使ってニューヨーカー気分で観光してみては?

https://www.instagram.com/p/BrjAlWvh2c7/

あまり実感沸かないかもですが、マンハッタン島ってすごく小さいんです。

縦に細長く約20kmありますが、横幅だとたったの4kmほど。歩きで横断するのも全然現実的な話なんですが、やはり観光時は体力を残しておきたいもの。

「Citi Bike(シティバイク)」があれば、地下鉄が行き届いていないちょっとしたスポットを回るのにも便利ですし、サイクリングを目的にNYCの絶景を楽しむこともできる。

値段も比較的安い設定になっているので、ニューヨークを訪れた際はぜひ「Citi Bike(シティバイク)」を使って計画的に観光してみてください。

冬は寒いので、手袋必須です。スマホ対応のがオススメ。

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